Tohshin Partners Holdings トーシンパートナーズホールディングス

SUSTAINABILITY

安心安全な社会・人づくりへの貢献

© Malak Shaher/MSF

「国境なき医師団」への支援活動を2010年から継続的に実施

「国境なき医師団」は、民間で非営利の医療・人道援助団体です。紛争や自然災害、貧困などにより危機に直面する人びとに、独立・中立・公平な立場で緊急医療援助を届けています。医療援助と同時に、現地で目の当たりにした人道危機を社会に訴える「証言活動」も国境なき医師団の使命です。活動資金の9割以上が個人をはじめとする民間からの寄付に支えられています。当社は、「国境なき医師団」の使命や活動に共感し、今後も継続して支援を行っていきます。

従業員とその家族の健康増進を目的に健康経営活動を推進

「健康対策」「メンタルヘルス対策」「禁煙の推進」「家族の健康と女性のサポート推進」の4つの方針を掲げ健康経営活動を推進しています。具体的な取り組みとしては、提携飲食店に協力いただき栄養バランスのとれた「健康メシ」の提供、ウォーキングイベントの実施、本格マッサージやマインドフルネスやヨガ体験などがあります。継続的な取り組みが評価され、経済産業省が創設した健康経営優良法人において2年連続で認定を取得しました。健康経営活動では、健康意識の向上といきいきと働くことのできる職場環境づくりに積極的に取り組んでいます。

外国人留学生向けのプログラミング勉強会開催によりITスキル習得を支援

メリオフトゥーロでは、2018年より海外からの留学生を対象にプログラミング勉強会を開催し、ITスキル習得をサポートしてきました。コロナ禍においてはオンラインでの開催に切り替えて実施していますが、習得した知識をお互いに共有することで、質の高いエンジニアが育ち、仕事でも活躍しています。参加者からも大変好評をいただいており、これからも外国人エンジニアの成長を継続的にサポートしていきます。

ミャンマーの若者たちに対する就労と研修機会の提供

メリオフトゥーロでは、2019年4月にミャンマー支社を設立し、以来現地の若者たちに対して積極的に就労機会を提供してきました。現在は十数名のエンジニアが在籍しており、スマートフォンアプリやWebシステムの開発・保守・運用業務等を通じて、日本のグループ社員たちとの国際交流を促進しています。また、コロナ禍や政治情勢を考慮しながら、定期的に現地での研修会を開催して、日本の不動産事情や生活様式を学習したり、最新の不動産テックに触れる機会などを設けることで働きがいを追求しています。

ライフステージに合わせて長く働き続けることができる環境を整備

時短勤務の期間について、法令上は子どもが「3歳になるまで」、努力義務として「小学校に就学するまで」としていますが、当社では「中学校を卒業するまで」期間を延長することができます。ライフステージに合わせた多様な働き方をサポートし、子育てと仕事を両立して長く働き続けることができるように制度を設計しています。その他にも、ライフスタイルに合わせた職種選択ができるフリーエージェント制度の導入や子育てをしながら働く女性社員を対象とした座談会の実施、女性社員専用の休憩室設置といった取り組みを実施。今後も柔軟に制度を見直すことで子育てと仕事の両立を促進していきます。

ウクライナ情勢を踏まえた人道支援を実施

当社は、ウクライナおよびその周辺地域で多くの方々が困難な状況に直面している状況を踏まえ、人道支援として、社会福祉法人福田会を通じて寄付を行いました。寄付金は、ウクライナからポーランドに避難し、困難な状況にある人々の救援活動を支援するために活用される予定です。今後もウクライナ情勢を注視しつつ、一刻も早くこの事態が終息し、平和で安全な日々が取り戻されることを願っています。

持続可能なまちづくりの推進

スマートロックの導入や入居者専用アプリの開発により住宅のIoT化を推進

当社が分譲するマンションシリーズの一部住戸には、玄関扉に最新のスマートロックを採用しています。高い水準の防犯性を維持しながらスマートロックの最先端の機能をご利用いただけます。また、顔認証や静脈認証によりエントランスのオートロックを解錠する次世代ハンズフリーセキュリティシステムを採用。トーシンコミュニティーが管理を行うお部屋にお住まいの入居者を対象に、専用のアプリケーションを提供しています。これからも当社は最新のテクノロジーを積極的に活用し、包摂的かつ持続可能な産業化の促進やイノベーションの推進に貢献してまいります。

普遍的な美しさを追求した外観デザインにより、美しい街並みを形成

流行を追うようなデザインではなく、普遍的な美しさを追求した建物の外観デザインを採用しています。国内では2014年から「グッドデザイン賞」を連続で受賞。2019年から海外の建築・デザイン賞も複数受賞し、当社マンションブランドは世界的にも高い評価をいただくようになりました。不動産の普遍的な美しさが、都市の活力を生み出す拠点となり、持続可能な都市の一翼を担う。それがわたしたちに与えられた使命のひとつであると考えています。

事業パートナーとの強力なパートナーシップを形成

当社は1989年の創業より長きにわたり、多数の設計事務所・施工会社等の事業パートナーの皆様に支え続けられてきました。当社マンションシリーズが世界的に評価いただけるまでに成長できたのも、わたしたちの飽くなき挑戦に誠実に向き合っていただける事業パートナーの皆様のご協力の賜物にほかなりません。事業パートナーの皆様と強力なパートナーシップを形成するために、経験や技術、知識を共有する場として「建築フォーラム」の開催等の取り組みを行ってきました。今後も多くの人々と連携しながら、持続可能な都市の創造に取り組んでまいります。

環境保全・気候変動への対応

廃棄物削減に貢献する環境負荷の少ない建築資材を積極的に採用

建築資材として、薄く削られた木片を配向させて積層し接着剤を使って高温圧縮した「OSB合板」と呼ばれる合板を採用。木材そのものの強度や大きさが不要で、余った木片等の利用も可能なため、木材の有効活用、廃棄物削減に貢献します。また、森林資源の持続可能な利用という観点からも、これまで合板には不向きだった、伐採されても切り株からすぐに新芽を出し比較的短期間で回復するような柔らかい樹種の選択が可能となり、植林、伐採、天然更新を適切なサイクルで継続的に維持管理することも期待されています。美しいデザインを実現しながら、環境にもやさしい。廃棄物削減、森林資源の持続可能な利用に向けてこれからも取り組んでいきます。

良質な住宅ストックの再販により、住宅循環システムの一端を担う取り組みを推進

日本の住宅市場に関する政策は、目的は異なっても常に「新築住宅」を対象とした供給と取得が繰り返されてきました。そのような中で、2018年4月に宅地建物取引業法の改正によってスタートした「既存住宅取引におけるインスペクションの説明の義務化」は、「住宅ストック(中古住宅)活用」が本格的に始まったことを意味する大きな一歩となりました。当社はこれまでも、様々な収益不動産を買い取り、再販するという取り組みを行ってまいりました。持続可能な社会に向けた住宅循環システムの一端を担い、活力ある社会を実現すること。不動産の新たな価値を創造し、お客様に豊かな暮らしを実現していただくこと。そんな未来への流れを見据えて事業を行っています。

省エネ、CO2排出量削減など環境に配慮した設備・機器を導入

お住まいの方々が「普段の生活を送るだけで地球環境に貢献できる」マンションを目指し、環境に配慮した設備・機器を積極的に導入しています。例えば、ガス使用量や排出CO2量の削減に効果を発揮する「高効率ガス給湯器ecoジョーズ」や省エネ・長寿命のLED照明、省エネに配慮した断熱構造や優れた断熱効果を誇る複層ガラスを採用。また、水流わずか5リットルでも洗浄可能なECO5トイレを採用することで、大幅な節水とCO2削減を実現しています。今後も省エネやCO2排出量削減につながるような環境に配慮した設備や機器を積極的に採用してまいります。

SDGs We focus on

希望に満ちた未来のために、安心安全な社会・人づくりへの貢献、持続可能なまちづくりの推進、
環境保全・気候変動への対応という3つの分野において、まずは身近でできることから取り組みを行っています。
今後も取り組みの範囲をさらに広げていきながら、持続的な発展のために貢献してまいります。

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